UTMを使ってM1 MacminiにKali Linuxをインストール



UTMを使ってM1 MacminiにKali Linuxをインストール


M1Macが発表されてはや1年になろうとしていますが、未だにVirtualBoxはM1Macに対応されず、Parallelsは有料、、
無料でインストールする方法を探したいたらUTMを見つけたので、早速インストールしてみようと思います

.dmg、.icoのダウンロード

UTM

Brewを使ってもできるようですが、手っ取り早く下記ページからダウンロードしました。ちなみにAppStoreにもあるみたいですが、$9程かかるようです



Kali Linux

すでにM1Mac用が用意されているようなので、こちらをダウンロード



展開

UTM

UTMの展開はダブルクリックするだけ

この画面が出れば完了



VM作成

UTMの画面でCreate New Virtual Machineをクリックして新しくVMを作ります。

Hardware > Architecture

ARM64を選択



Device

kali のIsoファイルを起動ディスクに指定

このDeviceの画面で一番上に配置されているドライブが起動ディスクとなるようです

ディスクを追加

自分は32GB追加しました


ここまでできたら「Save」して起動します

起動

ここを押すだけ



インストール

Graphical Installを選択



言語の選択

強がらないで日本語を選択
何故かマウスが反応しなかったので、Returnで次の画面へ


場所の選択

タイムゾーンなどに使われると思われ



キーボードの選択

日本を選択

続けるクリックでインストール作業に入ります

ネットワークの設定>ホスト名

適当にMyKaliと入力

ドメイン名の設定

ドメインに参加しないのでスキップ(空白で次へ)

ユーザー名の設定



アカウント名の設定



PWの設定



ディスクのパーティショニング

ガイド・ディスク全体を使う を選択


先程作成したディスクが表示されているので、それを選択

すべてのファイルを一つのパーティションに を選択


パーティショニングの終了と〜〜を選択

はい で確定



今回はVMの中で完結しているのでOKですが、更のマシンに書き込む場合などは他のデータが上書きされる可能性があるので注意


そのままインストール作業に入ります
インストール完了後にISOファイルからの起動をやめるために、Bootしていたディスクを削除します


再度起動

▶ をクリックして起動


Shellが表示されるので exit で終了


Boot Maintenance Management を選択


Boot From Fileを選択


No Volume Label を選択

 
EFIを選択


Kaliを選択


grubaa64.efi を選択

Kaliが起動します

先程設定したホスト名とログインPWでログインできました。無事起動からログインができるようになったので、次で起動ディスクを今選んだフォルダに設定します。


Boot Diskの設定

このままでは毎回BIOSの画面からBootするファイルを選択しなければいけないので、BIOSの設定で毎回Kaliのファイルから起動するように設定します。

再度再起動するとこの画面が表示されます
Boot Maintenance Manager を選択



Boot Optionsを選択

Add Boot Optionを選択

NO VOLUME LABEL を選択


EFI を選択


Kali を選択

grabaa64.efi を選択

適当な説明を入力して、Commit changes and exit を選択
適当な説明を入れないと保存されない?ので注意

▼この画面に戻るので、Change Boot OrderでBootするイメージの優先順位を変更する

先ほど設定したイメージの順番を一番上に持ってくる


Commit Changes and Exitで保存して閉じる。これで完了

この後はBootしてもいいし、一旦シャットダウンしてから起動してもOK
今後はずっとKaliの起動画面に遷移するようになりました


まとめ

いかがっだったでしょうか。他の記事でKali Linuxのツールを紹介していたりするのでぜひご覧ください。



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